四万十市議会 > 2016-09-23 >
09月23日-05号

  • "と畜場会計決算"(/)
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  1. 四万十市議会 2016-09-23
    09月23日-05号


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    平成28年 9月定例会         平成28年9月四万十市議会定例会会議録(第19日)                               平成28年9月23日(金)■議事日程  日程第1 第1号議案から第36号議案        第1号議案 平成27年度四万十市一般会計決算の認定について        第2号議案 平成27年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について        第3号議案 平成27年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について        第4号議案 平成27年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について        第5号議案 平成27年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について        第6号議案 平成27年度四万十市下水道事業会計決算の認定について        第7号議案 平成27年度四万十市と畜場会計決算の認定について        第8号議案 平成27年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について        第9号議案 平成27年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について        第10号議案 平成27年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について        第11号議案 平成27年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について        第12号議案 平成27年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について        第13号議案 平成27年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について        第14号議案 平成27年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について        第15号議案 平成27年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について        第16号議案 平成27年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について        第17号議案 平成27年度四万十市病院事業会計決算の認定について        第18号議案 平成28年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について        第19号議案 平成28年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について        第20号議案 平成28年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について        第21号議案 平成28年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について        第22号議案 平成28年度四万十市下水道事業会計補正予算(第2号)について        第23号議案 平成28年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について        第24号議案 平成28年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について        第25号議案 平成28年度四万十市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について        第26号議案 平成28年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について        第27号議案 平成28年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について        第28号議案 平成28年度四万十市園芸作物価格安定事業会計補正予算(第1号)について        第29号議案 平成28年度四万十市水道事業会計補正予算(第1号)について        第30号議案 平成28年度四万十市病院事業会計補正予算(第1号)について        第31号議案 四万十市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例        第32号議案 四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        第33号議案 四万十市簡易水道設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        第34号議案 四万十市交通傷害保障条例を廃止する条例        第35号議案 四万十町立保育所及び幼保連携型認定こども園を四万十市の住民が利用することについて        第36号議案 高知県市町村総合事務組合規約の変更について              (各委員長報告、質疑)       議員提出議案第1号から議員提出議案第3号        議員提出議案第1号 市長の専決処分事項の指定の一部改正について        議員提出議案第2号 四万十市議会基本条例の一部を改正する条例        議員提出議案第3号 四万十市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例       陳情1件(平成28年6月定例会より継続審査)       所管事項の調査(平成28年6月定例会より継続調査)              (全員協議会)              (討論、採決)  日程第3 意見案2件        意見案第1号 参議院の選挙制度改革において合区の解消及び抜本的な見直しを求める意見書        意見案第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書              (提案理由の説明)              (討論、採決)■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第3まで出席議員  1番 大 西 友 亮     2番 西 尾 祐 佐     3番 垣 内 孝 文  4番 谷 田 道 子     5番 山 崎   司     6番 上 岡   正  7番 今 城 照 喜     8番 平 野   正     9番 安 岡   明                 11番 川 村 一 朗     12番 宮 崎   努                 14番 勝 瀬 泰 彦     15番 矢野川 信 一  16番 上 岡 礼 三     17番 白 木 一 嘉     18番 宮 本 博 行  19番 宮 本 幸 輝欠席議員  20番 藤 田 豊 作出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      中 山   崇  副市長      福 本 仁 志        総務課長     遠 近 良 晃  地震防災課長   小 松 一 幸        企画広報課長   上 岡 章 人  財政課長     田 村 周 治        市民課長     町 田 義 彦  税務課長     大 崎 健 一        収納対策課長   永 橋 泰 彦  環境生活課長   伊勢脇 敬 三        保健介護課長   成 子 博 文  人権啓発課長   清 水 奈緒美        観光商工課長   山 本   牧  農林水産課長   篠 田 幹 彦        まちづくり課長  地 曳 克 介  上下水道課長   秋 森   博        市民病院事務局長 池 田 哲 也  福祉事務所長   伊勢脇 寿 夫        会計管理者会計課長                                   小 松 富士夫  代表監査委員   濱 田 修 一        教育長      藤 倉 利 一  教育次長学校教育課長             生涯学習課長   芝   正 司           矢 野 依 伸  総合支所長支所地域企画課長          総合支所保健課長西土佐診療所事務局長           中 平 晋 祐                 村 上 正 彦  総合支所産業建設課長           小 谷 哲 司職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       杉 内 照 代        局長補佐     山 本 真 也  総務係長     田 中 雄 一              午前10時0分 開議 ○議長(矢野川信一) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 欠席の届けが参っております。藤田豊作議員怪我治療のため欠席、以上のとおり報告いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢野川信一) 日程第1、「第1号議案」から「第36号議案」を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、宮本博行総務常任委員長。 ◆総務常任委員長宮本博行) おはようございます。 風邪を引いておりまして、ちょっと普段から滑舌がよくない上に聞きづらいと思いますが、ご容赦お願いします。 それでは、総務常任委員長報告を行います。 9月20日に襲来しました台風16号の影響のため予定を変更し、9月21日に委員会を開催し、今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案5件について審査を行いましたので、その結果について報告をいたします。 まず、分割付託を受けました「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計決算の認定について」及び「第10号議案、平成27年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」款、項、目ごと執行部からそれぞれ説明を受け、審査を行いました。 「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計決算の認定について」は、委員から、未納状況の質疑や「税・保育料・学校給食費等について公平な分担という観点からも未納者の調査等をしっかり行った上で収納対策に努めてもらいたい。」との意見等はありましたが、慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けました「第18号議案、平成28年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」款、項、目ごと執行部からそれぞれ説明を受け、審査を行いました。 2款総務費、1項16目情報化推進費一般業務に使用している情報系パソコンネットワーク行政関係機関専用の安全性の高いネットワークとして独立化させ、インターネット経由で外部からの不正アクセス等による情報流出対策を強化する情報セキュリティ強化対策や来年7月からの本格稼働に向けて外部との情報連携のための最終の運用テスト等に係る社会保障税番号制度システム整備、また同款総務費、2項1目税務総務費固定資産税償却資産課税誤りに対する市税等過誤納還付金の補正などであり、慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第32号議案、四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」は、現在入居者のいない大用団地共同住宅について、木造築61年と老朽化が大きく進み、市営住宅の用に供するには不適当な状態となっており、修繕するにも多額の費用が見込まれることから条例から除外し、用途廃止を行うものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第36号議案、高知県市町村総合事務組合規約の変更について」は、高知県自治会館が新庁舎へ移転し、平成28年10月1日より高知県市町村総合事務組合の事務所の位置が変更となることから、組合規約の一部を変更することについて、地方自治法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、地震防災課長より、20日に襲来しました台風16号に伴う災害対応等について報告を受けました。 市としては、20日午前4時に災害対策本部を配備し、同日8時55分には中村地域全域避難指示の発令を行い、全避難所37カ所を開設し、対応に当たり、避難者はピーク時には99人を記録したとのことであります。幸いにも人的被害や大きな被害状況は入っていないものの、24時間雨量で338㎜(ミリメートル)を記録し、床上・床下浸水、冠水による道路の一時通行止めや集落の一部孤立の報告などがあったとのことであります。21日からは、所管課において詳細な被災状況調査罹災証明、消毒、被災ごみの対応を行うとのことであります。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、山崎 司産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(山崎司) おはようございます。 冒頭、台風16号で被害に見舞われました市民の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 それでは、産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案17件について、9月16日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、分割付託を受けた「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第6号議案、平成27年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第7号議案、平成27年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第8号議案、平成27年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第11号議案、平成27年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について」、「第14号議案、平成27年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について」及び「第15号議案、平成27年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」の7議案については、執行部からそれぞれ説明を受け、款、項、目ごとに慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、「第16号議案、平成27年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」執行部から説明を受け、慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定及び可決すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けた「第18号議案、平成28年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」款、項、目ごと執行部からそれぞれ説明を受け、審査をいたしました。 4款4項簡易水道費は、繰出金であること、6款農林水産業費は、主なものとして職員給与費の見直し、蕨岡の生活改善センター改修費、高知県農業公社に農地を貸し出すことにより得られる機構集積協力金及び高性能林業機械等整備費などであるとのことです。 7款1項商工費は、主なものとして、チャレンジショップ支援費歴史観光資源等強化費、8款土木費については、職員の給与費の見直し、道路橋梁等維持補修費都市公園用地購入費、5目の下水道費は、繰出金であるとのことであります。 委員からは、公園用地の面積やこれまでの借地料金などについての質疑がありました。執行部からは、「当該購入用地については、安並運動公園内にある土地で、面積は約1,000㎡(平方メートル)程度であること、また当時は用地交渉が困難であったため、平成9年から借地料として年間約30万円を支払っていましたが、今回その所有者が子供に相続されたことから用地交渉が成立した。」とのことでありました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第22号議案、平成28年度四万十市下水道事業会計補正予算(第2号)」、「第23号議案、平成28年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)」、「第24号議案、平成28年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)」、「第25号議案、平成28年度四万十市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)」、「第27号議案、平成28年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第1号)」及び「第28号議案、平成28年度四万十市園芸作物価格安定事業会計補正予算(第1号)について」執行部からそれぞれ説明を受け、審査をいたしました。 「第22号議案」では、職員給与の見直しのほか、下水道センター送風機修繕費、「第23号議案」、「第27号議案」は、同じく職員給与費の見直し、「第24号議案」は、施設修繕費、「第25号議案」は、県の農業集落排水事業推進協議会負担金、「第28号議案」は、基金の積立金であることで、審査の結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第29号議案、平成28年度四万十市水道事業会計補正予算(第1号)について」執行部から説明を受け、審査を行いました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第33号議案、四万十市簡易水道設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について執行部から説明を受け、審査を行いました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、有機物供給施設堆肥販売金過誤納付金返還について執行部から報告を受けました。 内容は、有機物供給施設において製造した堆肥は、規則に基づいて販売しているが、平成17年度から誤った金額で堆肥を販売していたとのことであります。原因としては、市町村合併の際、販売金額を改めたが、販売業者には誤って改正前の販売価格一覧表を渡していたとのことです。対象者は8名、返還金額は10万2,336円とのことであり、全ての対象者には出向いてお詫びをし、今後は適正な事務処理に努めるとのことでありました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、安岡 明教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(安岡明) 教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案18件について、9月15日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、分割付託を受けた「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第2号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、平成27年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、平成27年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第9号議案、平成27年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第12号議案、平成27年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第13号議案、平成27年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」及び「第17号議案、平成27年度四万十市病院事業会計決算の認定について」の9個議案については、執行部から説明を受け、款、項、目ごとに慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けた「第18号議案、平成28年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」は、款、項、目ごと執行部からそれぞれ説明を受け、審査をいたしました。 職員給与費の見直しによるもののほか、2款総務費では、個人番号カード交付に係る地方公共団体情報システム機構などへの負担金、3款民生費では、民間保育所の保育士の業務負担の軽減を図るICT化を行い、ビデオカメラの導入により事故の防止や事故後の検証の体制強化を図るとのことであり、その設置に必要な費用の一部補助などであります。 10款教育費では、全県的に実施される「志国高知 幕末維新博」の取り組みなどの経費で、郷土資料館の建物の耐震や展示内容のリニューアルなどを行う予定とのことであります。 委員から、資料館近辺の整備について質疑があり、執行部からは、「駐車場の整備などを考えている。」とのことでありました。慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第19号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」は、職員給与費の見直しによるものであり、「第20号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について」は、医師が1人になったため、応援医師の6名分の報償費とそれに付随する旅費や内視鏡が修理不能となり、備品として購入するための経費などで、審査の結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第21号議案、平成28年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」は、本年度の還付実績が大幅に増えたことに伴う補正などで、その要因としては、平成27年4月以降、法令により返還の時効が2年に改正されたが、法令上明記のない26年度課税までは20年度課税まで遡って過誤納があれば返還しなければならないこととなり、修正申告等が増えたことによるものであります。審査の結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第26号議案、平成28年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」は、介護ロボット等導入支援交付金制度を設けた補正などであり、ベッドに内蔵したセンサーが要介護者の動作を検知し、データを送信する監視システムのようなものにより、事業所での介護従事者の負担を軽減するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第30号議案、平成28年度四万十市病院事業会計補正予算(第1号)について」は、人事異動に伴う増減による給与費の見直しや西土佐診療所からの市民病院医師診療応援に対する繰入金などで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第31号議案、四万十市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」については、利用率の低い個室を近隣病院の状況等も踏まえた料金の見直しを行い、スムーズなベッドコントロールを行うことで診療報酬の増額に繋げ、収益の確保を図っていくものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第34号議案、四万十市交通傷害保障条例を廃止する条例」についてであります。交通事故への救済制度が十分でなかった昭和44年に開始した本制度は、加入者の減少、民間会社保険制度の充実などにより、長年果たしてきた市が窓口となる役割は終えたものと考え、本年度末をもって本制度を廃止するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第35号議案、四万十町立保育所及び幼保連携型認定こども園を四万十市の住民が利用することについて」は、四万十市の住民が四万十町の施設を利用するに当たり、地方自治法第244条の3第3項及び市長の専決処分事項の指定について第7項に幼保連携型認定こども園が含まれないことから、今回議決を求めるものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(矢野川信一) 小休にします。              午前10時23分 小休              午前10時24分 正会 ○議長(矢野川信一) 正会にします。 ◆教育民生常任委員長(安岡明) 一部読み間違いがありました。訂正をさせていただきたいと思います。 「第21号議案」の説明のところでありましたが、「「平成28年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」は、本年度の還付実績が大幅に増えたことに伴う補正などで、その要因としては、平成27年4月以降、法令により返還の時効が2年に改正されたが、法令上明記のない28年度」と申し上げましたが、「26年度課税までは20年度課税まで遡って過誤納があれば返還しなければならない」と、このように訂正させていただきますので、よろしくお願いしまする ○議長(矢野川信一) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありますね。 宮崎 努議員。 ◆12番(宮崎努) 済みません、1点だけ質疑の方をさせていただきます。 前提としまして、総務委員長報告に対しての質疑になります。ただ前提として、私が総務常任委員会の委員であり、委員長報告に関しましては、委員会におきまして正副委員長に一任するということとさせていただいておりますが、その内容について1点だけ質疑させていただきます。 それは、台風16号関連の報告に対して、委員会におきまして私の方から質疑をさせていただきました。その内容についてが今の委員長の報告に含まれておりませんでしたので、なぜ含まれなかったのだけ、その点だけお伺いしたいと思います。 この16号関連の質問でございますが、今回の台風におきまして、緊急速報エリアメールで市民の皆さんに避難勧告それから避難指示の発令が朝6時6分、7時9分に行われております。ただテレビの報道を見ておりますと、その避難勧告・避難指示が放送されないという状況であり、また高知県の防災のホームページ上にもそういった記載がないというところで不思議に思ってたところでございますが、これに対して理由の説明を求めたところ、県の総合防災情報システムの入力の遅れ、これは情報収集と避難所開設等でちょっと慌ただしくミスであったということで謝罪がありましたが、本件に関しましては、2011年の東日本大震災におきまして、このときもメディアへの対応が遅れたということで、当時の総務課長に対してかなり厳しくさせていただきまして、今回2回目であるということで、意見としてはそこの点で述べさせていただきました。本件に関しては、各所管課長の皆さん、それから議員の皆さんにも、今回でツーアウト、2回目でございますので、3回目はないということで認識を持っていただきたい、そういった意味で委員長報告に盛り込んでいただけたらという思いがございますが、今回委員長報告に入ってなかったその理由について1点だけお伺いさせていただきます。 ○議長(矢野川信一) 宮本博行総務常任委員長。 ◆総務常任委員長宮本博行) ただいまの宮崎議員の質疑にご答弁をいたします。 この報告は、20日に襲来した台風に対する急遽の報告という形でありまして、付託案件ではありません。そういう意味で、委員の意見は上げておりません。今のお話は委員会の中でありましたことを併せて報告して、ご了解をいただきたいと思います。 ○議長(矢野川信一) 以上で宮崎 努議員の質疑を終わります。 他に質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢野川信一) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時30分 休憩              午後3時0分 再開
    ○議長(矢野川信一) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議長より訂正がございます。 本日配付いたしております委員会審査報告書№2の中の産業建設常任委員会及び教育民生常任委員会の日付けの年が、「平成28年」となるところが「平成27年」となっておりました。正式な報告書は差しかえをさせていただき、配付しております。産業建設常任委員会は「平成28年9月16日」、教育民生常任委員会は「平成28年9月15日」が正しい日付けでございます。差しかえてお詫び申し上げます。 お諮りいたします。 調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りいたします。 「第18号議案、平成28年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」、「第19号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」、「第20号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について」、「第21号議案、平成28年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」、「第22号議案、平成28年度四万十市下水道事業会計補正予算(第2号)について」、「第23号議案、平成28年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について」、「第24号議案、平成28年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について」、「第25号議案、平成28年度四万十市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について」、「第26号議案、平成28年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」、「第27号議案、平成28年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第28号議案、平成28年度四万十市園芸作物価格安定事業会計補正予算(第1号)について」、「第29号議案、平成28年度四万十市水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第30号議案、平成28年度四万十市病院事業会計補正予算(第1号)について」、「第31号議案、四万十市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、「第32号議案、四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第33号議案、四万十市簡易水道設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第34号議案、四万十市交通傷害保障条例を廃止する条例」、「第35号議案、四万十町立保育所及び幼保連携型認定こども園を四万十市の住民が利用することについて」、「第36号議案、高知県市町村総合事務組合規約の変更について」、以上19件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 異議なしと認めます。よって、以上19件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第16号議案、平成27年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」を採決いたします。 案件の委員長報告は認定及び可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり認定及び可決しました。 次に、「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第2号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、平成27年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、平成27年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第6号議案、平成27年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第7号議案、平成27年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第8号議案、平成27年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第9号議案、平成27年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第10号議案、平成27年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」、「第11号議案、平成27年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について」、「第12号議案、平成27年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第13号議案、平成27年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」、「第14号議案、平成27年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について」、「第15号議案、平成27年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」、「第17号議案、平成27年度四万十市病院事業会計決算の認定について」、以上16件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも認定であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、以上16件の議案は委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、「議員提出議案第1号、市長の専決処分事項の指定の一部改正について」、「議員提出議案第2号、四万十市議会基本条例の一部を改正する条例」、「議員提出議案第3号、四万十市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例」の3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 以上、議員提出議案3件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、以上議員提出議案3件は原案のとおり可決いたしました。 次に、平成28年6月定例会より継続審査の陳情について決定を行います。 「陳情受理番号第1号、開発行為により設置された地域下水道施設の移管について」の要望書については、常任委員長報告継続審査であります。本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、本陳情は継続審査に決しました。 次に、平成28年6月定例会より継続調査所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告継続調査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については、各委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢野川信一) 日程第3、「意見案第1号」、「意見案第2号」を議題といたします。 初めに、「意見案第1号、参議院の選挙制度改革において合区の解消及び抜本的な見直しを求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 垣内孝文議員。 ◆3番(垣内孝文) 「意見案第1号、参議院の選挙制度改革において合区の解消及び抜本的な見直しを求める意見書」について、提案理由を申し上げます。 昨年7月28日に成立した公職選挙法の一部を改正する法律は、最終的に4県2合区を含む10増10減で成立いたしました。このたびの参議院選挙では、初めて隣り合う2つの県を一つにすることで1票の格差是正を目的に、鳥取県と島根県、徳島県と高知県が一つの選挙区となる合区選挙となり、高知・徳島選挙区では、面積が本県の1.6倍、人口は約2倍、隣県とはいえ、文化や歴史、風土が異なる2つの県を一つにして行う選挙は、投票率の結果からも違和感を抱かざるを得ません。両県の民意に対し、どこまで応えられるかが問われました。選挙公示後、全国紙が行った世論調査では、合区反対が高知で75%(パーセント)、徳島では76%、投票率は出身候補を欠いた高知県で45.52%と全国ワースト1位、徳島県は46.98%でワースト2位と両県共過去最低の結果となりました。本県では、無効票が前回参議院選挙の1.7倍に増え、投票行動にも反対と受け止められる結果となりました。本年7月に開催された全国知事会では、憲法公布以来、参議院は都道府県単位で代表を選出し、地方の声を国政に届ける役割を果たしてきたと指摘。都道府県ごとの意思が国政に届かなくなるとして、早急に解消することなどを目指す決議を採択いたしました。都道府県を行政単位とする中、現下においては地方創生を推進している折、合区は県民から政治をなお一層遠い存在にする恐れを含んでおります。よって、下記のとおり要望いたします。 記。1、次回選挙からは、地方の声が確実に国政に届けられるよう合区選挙区が解消され、各都道府県1名を選ぶ選挙が実施されますよう法的措置を強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で「意見案第1号」の提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第2号、地方財政の充実・強化を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 宮本博行議員。 ◆18番(宮本博行) 提案理由の説明をさせていただきます。 これは昨年も9月議会に同じようなものの提案の意見書を提案させていただきました。政府は、6月2日に経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太の方針2016というものを閣議決定をいたしました。その内容は、高知県あるいは四万十市のように自主財源が乏しい自治体にとっては大変厳しい内容になっております。そういった中で、地方からも声を上げていこうということで提出をさせていただきました。 なお、公務員の労働組合あるいは地方六団体なども同趣旨の意見書採択を目指して取り組んでいただいておるようでございます。余り長いので前段のところはちょっと省かせていただいて、記の1から7まで読み上げて提案とさせていただきます。 1、社会保障、被災地復興、環境対策、地域交通対策、人口減対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。 2、子ども・子育て支援新制度、地域医療構想の策定、地域包括ケアシステム、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び地方財政措置を的確に行うこと。 3、地方交付税における「トップランナー方式」の導入は、地域によって人口規模・事業規模の差異、各自治体における検討経過や民間産業の展開度合いの違いを無視しで経費を算定するものであり、これ以上拡大しないこと。 4、復興交付金、震災復興特別交付税などの復興に係る財源措置については、復興集中期間終了後の2016年度以降も継続すること。また、2015年度の国勢調査を踏まえた人口急減・急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税算定のあり方を引き続き検討すること。 5、地域間の財源偏在性の是正のため、地方偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること。 同時に、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検討した上で、代替財源の確保を始め、財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。 6、地方財政計画に計上されている歳出特別枠、重点課題対応分及びまち・ひと・しごと創生事業費については、自治体の財政運営に不可欠な財源となっていることから、現行水準を確保すること。また、これらの財源措置について、臨時・一時的な財源から恒久的財源へと転換を図るため、社会保障、環境対策、地域交通対策など、経常的に必要な経費に振り替えること。 7、地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(矢野川信一) 以上で「意見案第2号」の提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第1号」、「意見案第2号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」、「意見案第2号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りいたします。 「意見案第1号、参議院の選挙制度改革において合区の解消及び抜本的な見直しを求める意見書」、「意見案第2号、地方財政の充実・強化を求める意見書」について、以上2件を一括採決いたします。 以上の案件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」、「意見案第2号」については原案のとおり可決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについてはその整理を議長に委任することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 平成28年9月議会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今回定例会は9月5日に開会をお願いし、平成27年度決算の認定、28年度補正予算など、36の議案につきましてそれぞれ慎重審議の上、適切なご決定をいただき誠にありがとうございます。 さて、今週20日には、台風16号が九州・四国を襲い、本市におきましても場所によっては累加雨量が300㎜を超え、国道56号・439号・441号など主要幹線も冠水するなど、交通が分断をし、大きな混乱と被害をもたらしました。現時点で把握しているところでは、床上浸水123件、床下浸水67件、一時的に孤立した集落が4カ所、一部地域で簡易水道が濁ったとの報告も受けております。幸いにもこれまで人的被害の報告はありませんが、被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。 なお、今回の避難勧告・避難指示における市民の皆様への情報伝達につきまして、緊急速報メール及び防災行政無線、IP告知端末、広報車で情報を流すと同時に、報道機関へも通知しなければいけないところを連絡が遅れてしまいました。 また、ホームページの災害情報についても、防災情報システムの不具合により掲載することができませんでした。テレビやホームページでの報道は、重要な伝達手段の一つとして認識していたにも関わらず、今回このようなことになったことを深く反省すると共に、市民の皆様に対しこの場を借りてお詫び申し上げます。今後、同様なことが起きないよう、職員訓練、チェック体制を万全に期してまいりたいと考えております。 また、先月末に発生した台風10号が、観測史上初めて東北地方に太平洋側から上陸するなど、これまでにないコースをたどり、気象状況も変化してきており、全国各地で豪雨による災害が発生しております。今回の台風16号では、中筋川の水位が戦後2番目となる8.85m(メートル)まで上がり、堤防の設計上、耐え得る水位、計画高水位を約50㎝(センチメートル)超過いたしました。しかし、中筋川ダムの480万m3(立方メートル)の貯水がなければ、計算上、更に125㎝水位が上昇しており、確実に堤防を越水しておりました。有岡・楠島の排水機場に加え、国土交通省の排水ポンプ車を稼働させることで、内水被害につきましても2年前の6月の浸水程には至りませんでした。災害による被害軽減に向け市といたしましても、国、県と綿密な連携を図りながら、横瀬川ダムの平成31年度の完成など、豪雨に対する備え・対策を更に進めてまいります。 また、今議会中の9月4日、国土交通省より高知県へ佐賀~四万十間約22㎞(キロメートル)の都市計画素案が提出をされ、高知県において都市計画決定の手続に入ることが決まりました。これにより地域住民の長年の夢であります幡多地域への高速道路延伸が、また一歩現実に近づいたと実感しているところであります。5年前の東日本大震災、そして本年4月の熊本地震においても、高速道路は救急救命、支援物資の輸送、応急・復旧等に大きな役割を果たしております。近い将来確実に襲ってくるであろう南海トラフに立ち向かっていくためには、同時に産業を興し、地方創生を進めるためにも、幡多地域の命の道となる高速道路がどうしても必要であります。佐賀~四万十間の事業化に向けては、都市計画の決定の後にも幾つかのステップがありますが、私といたしましても、早期事業化を目指し、古津賀地区の国土調査を始めできる限りの支援・協力を行うと共に、今後の四国横断自動車道延伸を見据えた四万十市のまちづくりに全力で取り組んでまいります。 ようやくしのぎやすい季節となりましたが、議員の皆様には健康に十二分にご留意いただき、市政発展のため引き続きご活躍いただきますようお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。 どうもありがとうございました。お疲れさまでした。 ○議長(矢野川信一) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて平成28年9月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さんでございました。              午後3時25分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...